悪玉

健康診断を受けたらやっぱり悪玉コレステロール値が高かった。貧血もあった。

20代の頃からずっと悪玉コレステロール値が高いし貧血。もう分かったから!といつも思う。

とりあえず納豆とサバ缶をたくさん買って毎日食べることにした。でも次の日には買ったことを忘れていたから職場の食堂でお昼に納豆を付けることにした。

食堂の人たちはいつもなんとなく感じがよくて不思議に思っていたら代表の女性がめちゃくちゃ感じのいいパンクな人だった。髪色がよく変わる。かっこよくテキパキ仕事しながらも周りには腰が低い。最高や。多分だいぶ年下だと思うけど憧れる。自分がそうなれるとは思わないけど、誰かを見てかっこいいと思う気持ちは大事にしたい。

暑い、眠い、お腹すいた、飲み過ぎた

最近「暑い、眠い、お腹すいた、飲み過ぎた」ばかり口にしている。

毎日とにかく眠い。7時間、8時間ぐっすり寝ても眠い。日中暑い中体力を使う仕事で汗だくになっていて、ご飯をしっかり食べているのに体重が少し落ちてしまった。そのせいで眠いような気がする。アミノバイタルを飲んでどうにか保っているけど、いつでもどこでもすぐに寝られそうなくらい眠い。

中学生の頃、休みになると昼過ぎまで寝ていて全然起きられなかった。「大人になってもこんな感じで、仕事があるのに朝起きられなかったらどうしよう…」と真剣に悩んだこともある。

 

食べて回復する人もいるけど、私はずっと寝て回復するタイプの人間だった。しんどいことがあってもしっかり寝たらだいたい気持ちが晴れる。単純なんだと思う。友人たちとオールで遊んでいても途中必ず寝てしまう。1人で落ち着いて寝たいからみんなで同室で寝ることが苦手だった。

お昼ご飯を食べた後一時間くらいしたら眠くなってしまうから、血糖値の問題なのかなと思って一度お弁当の白米をブロッコリーに替えてみたことがある。その日は見事にあまり眠くならなかった。でもなんだか満足感がなかった。白米とブロッコリーは違う。いくら眠気と戦うことになってもお弁当はやっぱりご飯がしっかり詰まっていないとだめ。

キラキラを浴びた

試験が終わってからほぼ毎日仕事終わりや休みの日に友人たちとの約束があって寝不足が続いている。娘とカラオケにも行った。遊びすぎ。暑さで毎日ヘトヘトになりながら仕事をして、どこにそんな体力が残っているんだろうか自分でも不思議に思う。

こないだは友人とご飯を食べるために河原町を歩いていたらちょうど仕事終わりの共通の友人とばったり会って、友人がその友人の腕をしっかり捕まえてそのままみんなでとてもいい居酒屋に入った。話が尽きなくて、次の日も朝から仕事なのに歩いて話しながら家まで帰った。

昨日は好きなアイドルのコンサートに。思いっきりキラキラしていて全身にキラキラを浴びて口をぽかーんと開けながら眺めた。終わったあと自分もちょっとキラキラしていたかもしれない。

家に帰った頃に友人から連絡があって、また地下鉄に舞い戻って別の友人の仕事が終わるまで近くのお店でご飯を食べてお酒を飲んだ。仕事を終えた友人も合流していろんな話をして、終電ギリギリまで自販機の缶コーヒーを飲みながら3人で話してまた来月と言ってそれぞれの方向に別れた。

 

大切な試験と大切な友人

去年から取り組んでいた資格試験がやっと終わった。本当は昨年末に友人たちと同じタイミングで受けるはずだったけど、コロナにかかってしまって行けなくてベッドの上でうなされながら泣いた。

この一週間ほどは仕事から帰ってからも遅くまで工具を使って試験の練習をしていたから手首が痛くてしょうがなかった。難易度は高くないけど、やっぱり実技試験は当日になってみないとわからない分緊張する。試験はどうにか無事に終えられたはず。後はどきどきしながら発表を待つことしかできない。

「当日会場前に様子を見に行く」と言っていた友人の姿が無くて、うそつき〜とちょっと腹を立てながら試験会場を後にする。電車の中で連絡をして友人と合流すると別の友人と朝からラーメンを食べに行っていたと聞いてまたちょっと腹が立った。約束したのに。

お昼ごはんに職場のビルにある蕎麦屋に入って、お腹いっぱい食べた後は暑い中三人で川原をずっとひたすら歩いて「こんなことして小学生みたいやな」とか汗だくで話しながら一番すきな喫茶店に入っていつものフルーツパフェを食べてまたたくさん話した。友人は「こんなに人とおしゃべりしたの久しぶりだよ」と嬉しそうに言っていた。

自転車で大阪まで帰る友人を見送ってから、ファミマに併設されていた謎なバーで二人でお酒をたくさん飲んだ。試験勉強のためにずっと飲んでいなかったから本当に美味しかった。

 

友人は仕事を続けるか辞めるかの瀬戸際にいて悩んでいるみたいだった。辞めたら地元に帰ってしまうからどうしようもなく寂しい。でも今のところを辞めて地元に戻る方が友人は幸せなのだろうと思うと、自分の寂しさが友人の足を引っ張ることになってしまうからきつい。

 

離れても縁は続くと思うけど、こんなに頻繁に会って話して助けてもらって思いきりけんかしての関係を人と築いたのは学生の頃以来のことだから物理的に距離が離れることがどうしても惜しくて悲しい。

急に夏がやってきたような暑さ。

仕事以外は家にこもって迫ってきた試験の勉強や練習を続けている。早く終わってすっきりしたい。

 

以前一緒に趣味の活動をしていた友人からずっと恨まれている。理由は結局のところはっきりしなくて、同じように恨まれているであろう友人たちと何度か話したけど結局誰にも理由がわからない。

去年その友人と直接話がしたいと言われて会って話した。自分が友人を傷つけていたかもしれないことを何度も謝罪した。でも友人は「あなたはあの時何も悪く無かった」という。その時はわりと穏やかに終わって、しばらくしてまた話がしたいと言われてまた会った。なんでもない話をしてその時もとても穏やかに終わった。

でもそこからDMでよくわからない怒りをぶつけられるようになった。内容が私への怒りではなくて、当時友人のパートナーであった人への怒りや寂しさ、また別の友人への怒りや聞くに耐えないようや恨み言や仕事のストレスなんかだった。聞くくらいならできるからできる限り対応してきたけど、夜中にずっと話に付き合わないといけなかったり、日によって態度や機嫌がころっと変わる友人に対応しているうちにこちらが精神的に参ってしまうようになった。SNSをずっと細かく見られていたらしく、「あなたが自分が気に入らない人と会って楽しそうに過ごしていたのを知ってる」と脅迫のようなことを言われたこともあった。頭が変になりそうだった。

子どものころ親に甘えられなかった人が大人になって自分の怒りや恨みのエネルギーに対応できなくてそのまま誰かにぶつけて甘えているようなやり方だと思った。

ある日、また友人のパートナーのツイートに関する八つ当たりのDMがきて、なぜか急に私の家族への恨みをぶつけてきたから身の危険を感じて連絡がきても断るようにした。毎日とても怖かった。友人のことが頭から離れずにしばらくの間毎日吐き気が続いた。

その頃職業訓練校の生活がスタートして気持ちを変えることができたからよかったけど、あのままだったら自分は完全に病気になっていただろうと思う。

友人はそれからもずっとこちらのことを怒りと恨みの思いで考え続けてきたんだろうと思うとなんだかとても切ないような気がする。

本当は元の関係に戻りたいんじゃないだろうか?と思う。でももう戻れないことも本人は分かっていて、怒りもきっとまだ大きくて自分でもどうしたらいいのか分からないのかもしれない。友人のことを心から助けてくれる人が現れたらと思うけど、誰にもそんな人はきっと現れない。

私はその友人に二度と会いたくない。名前が目に入ることだけでも怖い。こちらが悪いところがあったとしてももう充分対応をしたからあとはどうしようもない。友人たちとはもしもの時にはすぐに警察に通報をしようと話している。そのための相談にいった人もいる。どうしてこんなことになったのか本当にわからない。

少し悲しかった話

今朝、職場へ向かう電車に乗る前に同僚から突然電話が来て「昨日親が倒れたから休みます」と言う。驚いて「もちろん休んでください」と言って電話を切った後も親御さん大丈夫だろうか…と電車の中でしばらくドキドキがおさまらなかった。

職場へ着いて本当は同僚と進めるはずだった仕事を一人で必死にこなした。

上司が出勤してきて同僚がいないことを聞かれたから電話のことを告げると「またか…」と言う。聞いてみると2人体制のときに限っていろんな理由で当日急に休むことが続いているらしい。午後に出勤してきた別の同僚も「多分2人いるから最初から休むつもりだったと思う」と言っていて、みんなには周知の事実なんだと驚いた。言われてみれば確かにそうだった。私はたまたまその人と2人体制に当たることが無かったから実感がなかったけど、みんなはそう感じていたらしい。

親御さんが倒れていないならそれはそれで本当によかった。もし明日も来れないなら私が代わりに出勤することになっていたけど、上司が連絡すると明日は通常通り出勤できると言っていたそう。

嘘か本当かは本人にしか分からない。どっちでもいい。でも、上司や同僚に疑いの目で見られているその人がなんだか虚しい。もしかしたら精神的にギリギリなのかもしれない。誰も助けてくれる人がいないのかもしれない。ただサボりたかっただけなのかもしれない。

なんとなく次職場で顔を合わせるのがしんどいなぁと思う。夫にこの話をしたら「あなたは騙されやすい」と言われた。人を騙すよりも騙される方がいいと武田鉄矢が歌っていたなぁとぼんやり思った。

神頼み

今月大切な試験があって、その合格祈願に行くために友人を誘って出かけることにした。

前日は夜勤だけど朝の6時には退勤できるから、帰って寝て午後の待ち合わせに充分間に合うはずだったのに、退勤前にトラブルが起きて1時間も残業になってしまった。

少しは寝られたけど寝不足のまま待ち合わせの駅に向かう電車に揺られて、待ち合わせの駅に着いてドアが開いたらちょうど友人が目の前に現れて「ちょうどやん」って言って笑った。

駅から10分ほど歩くと大好きな神社がある。去年職業訓練校に通っていた時に友人たちと何度か合格祈願やお礼のお参りをさせてもらった。帰りには近くの喫茶店や居酒屋によく寄った。そんな思い出もあるから、資格試験はやっぱりこの神社からスタートしたい。

ちょうど七夕の飾りがしてあって、短冊に願い事を書かせてもらった。友人は自分は書かないで私の短冊を勝手に読んでいた。

そしてお世話になった先生たちに会いに訓練校に向かう。「この道をみんな歩いて登校してたよね」とか、「この喫煙所からみんなが通るの見てた」とか、たった一年前のことなのに遠い昔のことのように感じる。

私たちには恩師と呼べる先生がいて、ちょうどその先生に会うことができた。他の先生方にも会えて、仕事の近況を報告して試験の実技までさせてもらえた。先生たちはクラスのみんなが仕事を辞めずに続いていることを嬉しそうに聞いていた。大人の生徒と先生と不思議な関係。

友人がいつもタバコを吸っていた喫煙所で懐かしいと言いながらゆっくりタバコを吸っていた。喫煙所でよく会っていた吉岡里帆似の違うクラスの生徒の女性が気になっていたそうで連絡先を聞かなかったことを後悔していた。もったいないなぁ。

そのあとは工具を見にホームセンターに二軒寄って、別の友人の職場を覗きに行って、スシローに行ってまたたくさん話して帰った。